僕の青春の1ページ。
そんな簡単な言葉で終わらせられないくらい熱中したバンド。
MR.BIG
2018年にパーキンソン病による合併症で他界したドラマー「パット・トーピー」。
迷えるドラマーchimukenを根底から救ってくれた恩人である。
今日はさよなら解散ツアーの武道館公演に行ってきました。
代役のドラマーは「ニック・ディヴァージリオ」。
僕は全く知らない方だったんですが、その方面ではかなり有名なドラマーのようでテクニックも、何より”歌が上手いドラマー”というパット・トーピーとの共通点。
近くのコンビニで燃料補充。
武道館はMR.BIG世代で盛り上がってましたよ!!
僕は頑張って予約したんですが2階席。入り口に向かう途中凄い物を見つけてしまった。
パット・トーピーのドラムセット。
これ、パットの奥様がオークションに出して日本のパーキンソン病に苦しんでいる人たちに寄付するそうです。
もうこの時点でちょっと涙出た…。
実は武道館、MR.BIG再結成ツアーの時以来なんです。
あの時は奇跡的に最前列でした!!
約2時間半にわたるさよならライブ、堪能しました。
個人的な、ほんとにほんとに超絶MR.BIGファンの戯言な感想です。
ボーカルのエリック・マーティンはもう原キーで歌えないのですね。
前回よりもさらに半音下がって、1音下げだったのではないでしょうか。
エリックはパットがいなくなってしまった事のショックが凄かったように思えます。
体重も増えてたのかな?
1音下げるという事は弦楽隊も弦がビロンビロンになるわけで、これもなかなか大変だったんじゃないかと思います。
実際ポールギルバートのギターソロは殆どがアドリブでしたね。
コーラスも下がるわけで、僕、とっさに一緒に歌えませんでしたw
ドラマーのニックはむちゃくちゃ上手かった。さすがプログレ界で有名なだけあるし、パットのファンだそうです。
しかし全体的にやはりパットの抜けた穴は大きかったんだなぁって、古巣のファンは正直に感じました。
まず曲のエンディング、ドラムロールからの全員のキメの音が合わないんですね。
そりゃそーですよ。バンドにはバンドの「空気」ってのが何年にもわたって作り上げられてきてるんです。
あとパットはフレーズやフィルの作り方がほんとに上手かったんだって再認識しました。
ニックはサポートだから当たり前なんですが、やや手数が多い感じに見えました。
それでもさよならライブを実現するために尽力してくれたニックは僕大好きだし、ファンになりました。
彼のYouTubeとか見ましたけど、なんか人柄も好き(笑)
そんなわけで、僕の大切なバンドが一つ終わりました。
ありがとう!MR.BIG!!
マジで感謝してるし、これからもあなた達の音楽は僕も伝えていきます!!
オッさん立ちっぱなしで疲れたんで、ビール片手に特急で帰ります。